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なぜ塗装するのか? なぜ塗装が必要なのか? 聞かれたときに説明できますか? |
塗料(液体)の状態では、本来の役割を果たせません。
塗装して乾燥した塗膜の状態(固体)になり、初めて役割(性能)を発揮します。
塗料(塗膜)の役割は、大きく分けて3種類あります。
保護 下地(壁材・屋根材・鉄・木等)が、太陽光、雨、風、排気ガス等の影響で、劣化することを防ぐ
美観 退色してムラになった、色が薄くなった、さびが発生した、汚れてきたなど見た目が悪くなった部材に塗装することで、
綺麗な状態に戻る。塗料の色を変えることで、建物全体の印象を変える。
機能性 塗膜により、部材の機能を向上させる。
例えば
遮熱塗料を塗装することにより、直射日光の影響を遮り建物が暖まりにくくなる。
防藻・防カビ性能を付与することにより、藻が生えることを抑える。
結露防止塗料を塗装することにより、室内の結露を緩和する。
さび止め塗料を塗装することにより、さびの発生を抑える。
新築時、建物に使われている部材(屋根付・壁材)は、予め塗装が施されています。
屋根や壁が塗装されていることにより、長い間、風雨や太陽光から建物を保護しています。
しかし、長年、風雨や太陽光にさらされることにより、少しずつ塗膜の表面から劣化が進み、美観が損なわれて行きます。
そのまま放置していると美観が損なわれるだけでなく、塗膜の保護性能が無くなり建物内部に水などが入り込むようになります。
塗膜の保護性能が無くなる前に塗替えを行うことで、建物全体が長持ちするようになります。
過去、塗料に配合されていた有害成分
・塗料には、過去に配合されていた体に特に有害な成分もあります。
石綿
アスベストとも呼ばれる。細い糸(針)のような形状。
長年、肺に入り込んでいると、肺がん・中皮腫(ちゅうひしゅ:ガンの一種)などの病気となる可能性がある。
80年代後半までは、仕上塗材の粘性調整・割れ防止に配合していたが、現在の塗料や仕上塗材には配合していません。
ホルムアルデヒド
大量に身体に取り込まれると、頭痛になったり目が痛くなったりする。
主に合板の接着剤に使用している。塗料に入っている場合もある。
菊水化学の塗料は、ホルムアルデヒドを配合していません。
クロム化合物
金属元素のひとつCr(クロム)の化合物。
さび止め塗料もしくは、着色顔料として使用していたが、非常に強い毒性があり現在は使用が規制されている。
菊水化学の塗料は、クロム化合物を配合していません。
鉛化合物
金属元素のひとつPb(鉛)の化合物
さび止め塗料もしくは、着色顔料として使用していたが、非常に強い毒性があり現在は使用が規制されている。
菊水化学の塗料は、クロム化合物を配合していません。
・塗料は有機物(樹脂)や無機物(顔料等)など、さまざまな原材料を組み合わせて作ります。
樹脂(合成樹脂)
・塗料の主成分。樹脂の種類によって。耐候性・硬さ・汚染性などが決まります。
・樹脂にはアクリル・ウレタン・シリコン・フッ素、エポキシなどの種類があります。
・樹脂は、あらかじめ水や溶剤中で、一度細かくした状態にして塗料化しています。
エマルジョン
耐候性とは
塗膜は、日光(紫外線)と風雨に長い間さらされることにより、劣化します。 日光や風雨に対する耐久力を「耐候性」といい、「耐候性が良い塗料」は年数が経っても劣化が少なく、元の状態を維持することができます。耐候性は、樹脂の結合力(分子同士が手をつなぐ力)によって大きく左右されます。 |